【線画症候群】とは桜井が作った造語です。以下の事をしている場合はこの症候群にかかっている可能性があります。
1.絵は線で形作られる物だと信じて疑わない。
2.面への意識が完全に欠落している。
3.描く物を観察する際、輪郭線のみを探している。
4.色・影・立体感を見ていない。
上級者が線画を描く事については何の問題もありません。しかし「初心者が上級者の真似をしていきなり線画を描きはじめる事」にビッグバン級の問題があるという事です。線画は面を省略した上級者のスペシャルテクニックです。超絶難しい技なのです。線画は見かけ簡単 そうに見えるため「模写の題材」として非常によく用いられますが、実はこれが絵を上達させない罠です。線画を見て線画しか描かなければ、色も影も立体感も描けるわけがないのです。絵を上達させたいと思うなら、この症候群からは早く脱出する必要があります。
というわけで「線画症候群からの脱出」に役立ちそうな動画を2本ご紹介します。観察の仕方を少し変えるだけで、絵はとても簡単に描ける!って事が解ると思います(╹◡╹)b
★絵を難しく考えすぎ!→https://youtu.be/1KUUozbpM_c
★塗ると線が解る!→https://youtu.be/VzRtPICbgVY
【桜井天智】
専門学校講師・お絵描き系YouTuberです。
YouTube:https://www.youtube.com/c/OekakiSakurai
Twitter:https://twitter.com/sakurai_tenchi